Story

鼓動の止まった人間の心臓が石化する地、ガルド。

その美しい核石には死者の魂が憑くと恐れられ、金と取引きするために行き倒れの心臓を収集する者も少なくはない。

五邦を渡り歩く旅人、ツァイトもその中の一人だった。

彼が探すのは『夜空の欠片』と呼ばれる特殊な核石。

様々な特性を有する核石の中でも特に強大な時空のトルクを持つ心臓の欠片だ。

感情を表に出すことが苦手で一人気ままな旅を続けるツァイトだが、その道中に出会う人々と協力・対立していく中で今まで忘れていた何かが少しずつ呼び起されていく。