とある地方の名称。
ガルドに生まれた人間の多くは『トルク』という属性に憑かれる特徴がある。
正式名はウェストガルド。日中は蒸気、夜は影にあふれた国。古い歴史を持つ。
死亡時にとある条件を満たすと『扉道師』に連れられ、最果ての塔からこの世へ舞い戻ることができるという。
石化した人間の心臓。
何らかのトルクが憑いた人間の心臓は、鼓動が止まると石化し結晶で覆われる。
放置された核石は環境によっては黒い灰を纏った反霊体となり人を襲う。そのため火葬後に残った核石は通常、街の蒸溜屋に引き取られてトルクを抜かれエリキシルと呼ばれる気体と石屑に分けられる。
辺境では反霊体に住人が襲われる事件が相次ぐため、反霊体討伐と生業として核石を蒸溜屋と取引するハンターも少なくはない。
ツァイトが探し集めている特殊な核石の一種。濃紺の中に無数の光の粒がまたたく石で、現在は細かく砕けている。
心臓の主は不明。手にすると強力な『時空のトルク』を扱えると噂が立ち古くから夜空の欠片を巡った争いが繰り広げられている。
ガルドには幾らかの竜伝説があり、その心臓を喰らうと不老不死になると云われる。